2011年6月23日木曜日

ヴェネツィアのゴンドラ

この動画、ヴェネツィアの運河をゴンドラが行く様子がよくわかります。

それにしても、街中に運河があるとはなんて不思議な都市でしょう。

この都市(イタリアに統合される前はヴェネツィア共和国という一つの国でした)は、
最初、たくさんの小さな島で成り立っていたのだそうです。
それに橋をかけて、今のヴェネツィアの基になったのだとか。

だから、ゴンドラは実用としての交通手段だったわけで、
(もっとも 今ではゴンドラに乗るのはリッチな観光客だけだそうですが)

現在も、ヴェネツィアには水上バスはあるけれど、車もバスもバイクも、
自転車さえ走っていないそうです。
(子供用の自転車のみOKだそうです・・・・きっと静かなことでしょう☆)

かつては、ヴェネツィアの通貨も強くて、海洋大国でヨーロッパの中心地でした。
何も知らなかったんですけど、塩野七生さんの本等々でいろいろ知りました☆

なかでも面白いと思ったのは、キリスト教徒の夢、聖地イェルサレムへの
巡礼パックツアーの巻。1480年、ミラノ公国の官僚の旅行記からのお話・・・
ヴェネツィアから船が出るので、ヨーロッパ中から旅行者たちが
集まってきて・・・。

面白いんです、氏の「海の都の物語」。


音楽はヴェネツィアとウィーンに在住されているという
リコーダー奏者の演奏。(背景も奏者撮影とか)

0 件のコメント: