2011年4月24日日曜日

シンフォニア ハ長調 「ジュスティーノ」

歌劇「ジュスティーノ」からシンフォニア。

こういう曲を聴くと 家の中をてきぱきとそうじしようって気になります(笑)

この曲はラ・ストラヴァガンツァ東京というアンサンブルのCD、
「ヴィヴァルディズム」“VIVALDISM”にも収録されていましたが、
そちらのは、RV111aで、このRV111とは第2楽章が
異なっているようで、あとで聞き比べてみようと思います。

ラ・ストラヴァガンツァ東京はモダン楽器を使用とのことですが
、独自の響きを追求。と解説にあります。

店頭で戸惑ったのは、このCDの帯のキャッチコピー。
『「万葉びと」と「ヴィヴァルディびと」』 と筆記体のフォントで書かれていて、
次に、『ヴィヴァルディの作品に、千年の時を隔てた日本人の心のふるさと
「万葉びと」との共通点を見出し、演奏に投影した意欲作』 と。

想像力豊かな私は、ひょっとして、日本の古楽器(雅楽の)で
ヴィヴァルディ演奏?ではあるまいな?などと一瞬本気で危惧、
イヤイヤそんなことはないよね~(;^^)と確信し、購入しました。
(なんの下調べもなかったもんで)

この中の3曲に対し、『万葉集になぞらえてみました』と 三つ、
額田王、山部赤人、柿本人麻呂の詠んだ歌が書かれていました。
大変面白く、楽曲とこれらの歌を楽しむことが出来ました。

中でも、イ長調のRV158 第一楽章に対応する歌

み吉野の 象山(きさやま)の際(ま)の 木未(こぬれ)には ここだも騒(さわ)く 鳥の声かも」

その様子が思い浮かばって、もうそのようにしかヴァイオリンの音が
聞こえなくて、わざとそのように演奏したのではないのかなぁ、と思ったほどでした。

また聴いてみよう。(音質がいいんですよ~) 

でも、そうじもしなきゃ(笑)


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

このシンフォニアRV111の第2楽章は、今から35年以上も前に、テレビのクラシックコンサート中継のアンコールで聞いて以来、何の曲かわからずに気になっていた曲です。
その時は偶然カセットテープレコーダーに録音して、擦り切れるほど聴いたのですが、やっとここで巡り会ってすごく幸運に感じています。
コンサートではもっとゆっくりと演奏されていました。

YOSHI さんのコメント...

ご訪問とコメントありがとうございます。
35年以上前…でしたら、70年代なかば頃ですね。とするとイ・ムジチ合奏団でしょうか。
何十年と気になさっていた曲が解明して本当に良かったですね。
それが当ブログでとは光栄ですし、お役に立てて嬉しい限りです。

カセットテープで擦り切れるほど聴かれたとか、情報過多な現代よりも、
音楽を大切に聴けた時代なのかもしれない…とやや複雑な気持もします。

ちなみにこの動画の演奏は、L'Orfeo Ensemble di Spoleto /
Fabrizio Ammetto (conductor)とのことです。