2011年8月13日土曜日

カナブンではなく『アオドウガネ』



一昨日夕方、ベランダのドアから、一匹のカナブンが飛び込んできました。

正しくは、カナブンではなくアオドウガネだそうです。→コウチュウ目コガネムシ科アオドウガネ

見ると、後ろ足が一本無い・・・。



とりあえず、観葉植物の鉢へ持っていきました。
すると、みるみる土中へもぐり背中だけが見えていましたが、その後完全に姿を隠し、

それからしばらくしてポトスの根元にポコッとこの虫大の穴が空いているのを発見。
どこかへ行ってしまったか、と探しているとき、

蛍光灯のまわりを「ブーン」と飛び回りはじめ、着地した場所に、ミニトマトを置いてやると、

こうして懸命に食べていました。

この昆虫、私の住んでいるエリアでは、「ブイブイ」とか「ブイ公」という名前で呼ばれ親しまれています。
面白いでしょう?(^^)

見る角度によって、茶色っぽかったりしますが、

こんなにきれいなグリーン。


※ この虫のその後は、 コガネムシ日記(好きな食べ物)→ 続・コガネムシ日記

 コガネムシ日記最終章 → ByeByeじゃ と続きます。

(「コガネムシ’11」のラベルでご覧ください。)


ところで、小学校時代、夏になるたびに楽しんでいたファーブル昆虫記の「スカラベ」の話、
スカラベは、この同じコガネムシ科、タマオシコガネ属の
現在の和名は「ヒジリタマオシコガネ」というそうです。

「スカラベ」はウィキペディアにあるように、『古代エジプトでは、
再生、復活の象徴である聖なる甲虫として崇拝され、
かたどった石や印章などが作られた』、そうです。
見たことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もエジプト土産に、スカラベを彫ったペンダントトップを
もらったことがあります。




このあいだ書いた、小学3年生のときのあのユニークな先生は、
とにかく読書を勧める先生で、その影響もあり、
このファーブルの本を読みましたし、私の理科の観察記録を
褒めてくれた初めての先生だったことを思い出しました。


夏休みの宿題で、果物の種と実の大きさの関係について発表したとき、
心から褒めてくださったのをよく覚えています。
I 先生はどの生徒に対しても、小さなことを褒め、逐一と 
『○○さん(君)、・・・・・(よくできたことや誰かを手伝ったことなどが入り)、
みんなで拍手をしてほめたたえます』と書いたカードをくださり、
皆で拍手するのです。


・・・前代未聞でした。生徒に、このようなこまやかな配慮をする
教師には、会ったことがありません。きっと先生は、自発的に
学習することの大切さや楽しさを教えようとしていたのでしょう。


カナブン(ではなくアオドウガネ)にからめて、
夏になるとどうしても思い出す先生との日々について、
今回も書きながら、大きな影響をうけていたことに気付き、
あらためて感謝☆




それにしても、ブイブイくん、いつまでここにいてくれるのかな・・・?

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