映画「あなたへ」

昨日は、久しぶりに海辺のシネマコンプレックスへ行きました。

見たのは「あなたへ」という映画。妻に先立たれた男性が、

妻の遺骨を妻の故郷の海に撒くために、キャンピングカーで

一人旅をするというストーリー。

といえば、湿っぽい回想ばかりの旅を連想しますが、

そうではないのですね。

じつは、先に本のほうを読んで気に入っていたから、見たくなったんです。

これは原作ではなくて、映画の脚本を元に創作されたそうですが。

小説では、妻が夫に当てた手紙には、故郷での散骨を望んだ理由、

そして、夫への深い思いが綴られていて感動的でした。

この作家の別の小説の第一章にも、妻に先立たれた夫と

子供が登場するので、なにか事情が？と考えたりもするけれど…。

この日はお墓参りもしました。お寺の住職の奥さんと絵の話を少し。
奥さんも絵が趣味だそうで、前回の作品展にも足を運んで下さいました。
CDジャケットのことも遅ればせながらご報告。