2014年10月27日月曜日

J.ハイドン ヴァイオリン協奏曲第4番、その他






前回の日記で、ちょっと触れたCD、G.カルミニョーラ ヴァイオリン、
シャンゼリゼ管弦楽団によるハイドン・ヴァイオリン協奏曲集に
収録されている3曲のうち、最後のト長調Hob.VIIa:4の、
楽譜の動画がありました。
演奏は、Simon Standageヴァイオリン, 
The English Concert & Trevor Pinnock です。
(この日本版CD解説によると、この第4番は、近い将来第3番、
あるいは第0番と呼ばれるかもしれないとのこと)
http://www.hmv.co.jp/artist_%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%B3%EF%BC%881732-1809%EF%BC%89_000000000018516/item_Violin-Concertos-Carmignola-Vn-Champs-elysees-O_5134811
CDジャケット

hmvのショップにあった解説より:
カルミニョーラがシャンゼリゼ管を弾き振りしたハイドンの協奏曲集。
これらの作品を“初期古典派”ではなく“後期バロック”と位置付けて、
ヴィヴァルディ のように明るく軽妙に再現する。この躍動感あふれる
演奏はハイドンの協奏曲のイメージを一新し、再評価を促す
契機となるに違いない。(直)(CDジャーナ ル データベースより) 


とあるような演奏で、後期バロックとの位置づけとしての演奏は、
私にも聴きやすいです。
ハイドンのヴァイオリン協奏曲を聴くのは初めてですが、
このCDにはまりそう。このト長調の演奏も、
(特に第3楽章)カルミニョーラのものは、じつに活き活きとしていて
カッコイイ。


ところで、ヨーゼフ・ハイドンJoseph.Haydnの生年没年は 1732-1809。

少し時代が戻りますが、 やはりバロックから古典派への移行期の
代表的作曲家で、以前当ブログで記事にしたことのある、
(動画が削除されたため記事も下げていますが)、
フランツ・ベンダ Franz.Bendaは、1709‐1786。          
そして、その周辺の偉大な作曲家たちの生年没年を調べてみると、

ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツJohann.Joachim. Quantz 1697-1773
カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ Carl. Phillipp.Emanuel Bach 1714-1788.
彼の師、ヨハン・ゲオルク・ピゼンデルJohan.Georg.Pisendel 1687-1755.
 そして、フリードリッヒ大王 Friedrich Ⅱ 1712-1786

と、ややハイドンの時代とズレがあるでしょうか。

ちなみに、 W.A.モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart 1756-1786


このCDを聴いて、記事にしたくらい気になる作曲家、
フランツ・ベンダFranz.Benda との共通点を見出そうとしている
自分がいます。(たとえば第1番)
・・・ので、

ちょっと強引な記事構成になってしまうかもしれませんが、
ベンダの楽曲の動画を。

F.Benda Violin Concerto E-major
演奏は、Gabriela Demeterová, Prague Chamber Orchestra & Milan Lajcik

以前貼っていた動画は、石川静 ヴァイオリンの
František Benda (フランツ・ベンダ)ヴァイオリン・ソナタ集からでした。
下はアルバムジャケット。
このアルバムを手に入れたかったですが、現在入手不可能
なようで残念です(T_T)。




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