2016年5月2日月曜日

御影の森へ

 あっという間に5月です。
先月は風邪が長引いてダウンしていました。
まるで、私の中で時間が止まっていたような感じです。

熊本での地震は予想外でした。
被災された皆さんが一日も早く安心して
暮らせるようになることをお祈りしています。


さて、神戸御影の香雪美術館で催されている
三岸節子展ー私は燃えつづける へ行ってきました。
油絵33点。素描10点。装丁本、他、展示。

94歳での絶筆《花》のキャプションが心に残りました。
『これはなんの花でもなく、花である。
ただ線と面だけの花の作品である。
色彩がほどこされ、やがて完成するまでには
花に生命が吹き込まれなくてはならない。
この生命を吹きこむために苦労する。
生命が生まれなくては花の絵は生まれない。
この生命を画面に見つけるために
生涯苦心惨たんする』

やはり、絵に生命を宿らせるのが画家なのですね。
絵の具が塗り重ねられ苦心されたことがうかがえました。

亡くなられたとき、指には油絵の具がついていた、
とはご子息が書かれたエピソード。


 この季節は、館内庭園の新緑がたいへん美しいです。



おとなりの弓弦羽神社では明日からの
春祭りの準備ができているようでした。
にぎやかになりそう♪

ところで、香雪美術館と神社の間の
風情ある道の一本の木の、枝が切られた
幹のへこんだ部分に、野鳥のシジュウカラが
子育てをしているような様子を、昨年
見つけていたのです。 

親鳥が飛んで出て行っては、しばらくして飛びかえってくるし、
ヒナらしき声も聞こえてました。
場所が高いので、覗いてみるわけにもいかず…。

探しに行ってみると
今年もやはり同じ木にいました!シジュウカラ。
ひらりと飛び去ってから戻ってくるのがけっこうはやいです。 
運んでいるのは二羽だったような。
父鳥と母鳥でしょうか。
せっせせっせとエサを運んでいるようでした。
巣のそばのシジュウカラ撮影できました(^^)
このすぐ下にヒナが数羽いるようです。
壁にもたれてしばらく観察していました。
(無事にヒナが育ちますように。)
こういう場合は、小さなカメラでよかったかな?と思います。
一眼レフとか大きなカメラだと恐がらせてしまうでしょうから。


持っている野鳥図鑑より
シジュウカラ;シジュウカラ科。ヨーロッパ・アジア大陸
の中部、南部に広く分布し、日本でも全国の林や町の公園、
庭などで繁殖している。巣は木のほらにつくるが、
巣箱を利用することも多い。おもに昆虫をえさとするが、
木の実も食べる。チーチー、ジュクジュクと地鳴きし、
ツツピー、ツツピー とさえずる。


撮影させてくれてありがとう☆


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