2016年7月28日木曜日

7・28


"VIVALDI FOR ORGAN"というアルバムを
聴いていたことがありました。

1988年スイスで録音された、ジャン・ギユーによる
パイプオルガン(チューリッヒ・トンホールの壮大な
クレーカー・スタンマイヤ型オルガン)演奏。とあります。


1、ヴィヴァルディの作品3の11番を
J.S.バッハが編曲したBWV596 

2、ヴィヴァルディ作品7の8番(正しくは作品7の11番)
をバッハが編曲したBWV594 

3、ヴィヴァルディ作曲の協奏曲ニ短調を
ジャン・ギユーが編曲したもの

4、ヴィヴァルディの作品3の8番をバッハが編曲した
BWV593

5、ヴィヴァルディ作曲の協奏曲ニ長調を
ジャン・ギユーが編曲したもの

という5曲 が収録されています。
(輸入盤に付け足された日本語のカードに
書かれていました。訂正はブログ主による)。

ヴィヴァルディの作品をオルガン演奏でというわけです。

3、のニ短調の曲はどこかで聴いたことがあったかな
という感じ。

でも、最後の5、ニ長調の協奏曲とだけしか書いてないので、
どの曲なのか私には分からなかったのですね。


4曲目、有名な、原曲がイ短調の2つのヴァイオリンの
ための協奏曲(作品3-8)が流れ、終わりました。

この次の曲、協奏曲集作品3『調和の霊感』では
作品3-9 ニ長調RV230が来て当然なのだけれど、
企画ものだから違うだろうと、勝手に想像しつつ
次の曲を待つこと数秒。。そして、

えーっ
順番どおり作品3-9が始まり、
思わず笑みがこぼれたワタクシです。(*'▽'*)‐♪
やはりこうでなくちゃ!

情熱的なイ短調の8番が終わり、じゃじゃーん!といった感じで
始まる9番は、明るく晴れやかで、まるでファンファーレみたいに
私には聴こえたのです。
なにか祝福している曲なのでしょうか?

そして雄弁な旋律(ヴァイオリン)は何を語りかけているのだろう?
と最近考えるようになりました。


第2楽章はまた、天使かペガサスの羽のように
感じられて…。

演奏者J.ギユーにもヴィヴァルディの作品3ー8番の次は
やはり9番でなくては!
という思いがあったのかもしれません。

ギユー演奏の動画がありました。
作品3の9番、第1楽章です。



ヴァイオリン演奏での作品3番第9番 

 https://youtu.be/vWp0VG1sHTQ

2 件のコメント:

しま さんのコメント...

ジャン・ギューさんのヴィヴァルディですか。珍しい。
私は即興ぽいのしか知りませんでした。22年前にパリの サン・トゥスタッシュ教会でギューさんの演奏を聴いたことがあります。ド迫力にのけぞりました。

YOSHI さんのコメント...

演奏を生でお聴きになったことがあるとは、偶然ですね!?(というか必然でしょうか?)
私は最近、たまたまネットラジオで流れていて知ったのですよ。
ギユーは今86歳だとか。
22年前私は何をしていただろうか?
思い出してみます(笑)