こちらは、バロック・フルーティストのバルトルド・クイケン。
最近よく聴いているCDのブックレットにあった写真、
じつに味のあるお顔なので、描いてみたいと思いました。
(やはり人物画はむずかしい)
(やはり人物画はむずかしい)
バルトルド・クイケン、バロック・フルート、
ジギスヴァルト・クイケン&ラ・プティット・バンド演奏
ヴィヴァルディ、フルート・コンチェルト作品10全6曲と、
他のフルートコンチェルト2曲が収録されています。
他のフルートコンチェルト2曲が収録されています。
作品10はいくつかCDを持っていますが、La Petite Bandeの
安定感のある綺麗な演奏が聴きたくて。
それに、二つのフルートのための協奏曲RV533も好きなので。
(ヴィヴァルディのフルート・コンチェルトといえば、去年聴いたコセンコのアルバムも、
とてもよかったです。作品10からは3曲と、他のも全部
好きな曲ばかりでした。なんかこう、強く伝わってくるものがありました。)
このジャケットのヴェネツィアの風景画は、Carl Morgenstern画(1843)
青が基調となってじつに涼しげなうえ、CDラベルもまたきれいな青で、
見て聴いて爽やかで心地よい。
☆
ときどきこうして人物画を写真から描くのですが、
上の絵のような、こちらをじっと見ていて、描いているあいだ、
目が合ってしまうような人物画を過去あまり描いてないんですよ。
正面を向いていても、視線は別な方を向いていたり、
微笑んで目力の弱いような絵ばかりを描いていました。
たとえば、このレオンハルトの視線はこっちを向いていても
目を細め眼光は優しげ。
しかし。
これはかの有名なロートレックの『黒いボアの女』。
中学のときに、美術の授業でなにかひとつ、教科書のなかの絵を
これはかの有名なロートレックの『黒いボアの女』。
中学のときに、美術の授業でなにかひとつ、教科書のなかの絵を
模写することになったとき、どういうわけかこれを選びました。
この女性には人に有無を言わせないような強さを感じます。
支配的で、見つめられると抗えないような。
我ながらよくこんな怖い顔を描いたものです。
じつは、このハルス(Hals)の『ジプシーの女』とどっちにしようか、
すごく迷ったのですが、最終的に『黒いボアの女』に決めたのです。
こちらの方がずっとおおらかで優しげな表情なのに。
(この二者択一は、将来を占えるような?!)
そして、あの女性に見据えられたからなのか?
こちらを見つめる人物画を、以後ほとんど描いていなかったことは、
ずいぶん後になって、これを描いてから気付きました。
| 色を調整しています |
・・・とても久しぶりの正面向き人物画。
描いているとき、目と目があってちょっとドギマギ。
自身の成長?に気付かされた一枚。


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